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作成日 2000年6月12日




日焼けした肌って美白出来るの?



美白化粧品による過大な効果は期待できないのが現状


最近は数多くの美白化粧品が市販され、人気を集めていますが、その効果となると半信半疑の人も多いようです。現在、厚生省が承認している美白化粧品の成分(美白剤)は「プラセンタエキス」、「アブルチン」、「コウジ酸」、「ビタミンC及びその誘導体」の4種類です。
では、美白剤の効果について少し詳しく説明しましょう。日焼けは紫外線によって表皮の色素細胞である「メラノサイト」が刺激され、「メラニン色素」が多く作られることによって起こります。美白剤で最も多いのは「チロシナーゼ(メラニン色素を合成する酵素)」の活性を抑制する働きのあるもので、厚生省承認の4種類の美白剤に加え、エラグ酸、リシノール、甘草エキスなどがあります。これらの成分を含む美白化粧品の効果は製品によってまちまちで、試してみる価値はありますが、過大な効果は期待できないのが現状です。
ですから、美白化粧品に頼り、日焼けを防ぐ事が重要です。日焼け対策としてサンスクリーン剤の利用が最もいいでしょう。最近はSPF値(サンバーンを防ぐ指標)が100以上の商品もありますが、通常はSPF値が30程度で十分です。SPF値が高く、紫外線吸収剤を多く含むものはかぶれを起すので注意しましょう。





一度ダメージを受けた肌って回復できるの?



慢性の皮膚のダメージは自然に回復しません


急性の紫外線による皮膚の障害は時間と共に回復しますが、繰り返して強い刺激を浴びたり、長時間、紫外線に当たって生じた慢性の皮膚のダメージ(シミ、しわなど)は残念ながら自然に回復しません。紫外線は皮膚の老化を進めるため、体の老化現象を止める特効薬がないのと同様、一度生じると回復は難しいのです。特に40歳を過ぎるとこれらのダメージが目立つようになります。
とはいえ最近は美容皮膚科学の観点から、次のような治療が試みられ、成果をあげています。


●シミの一種、肝班にはトラネキサム酸の内服が有効な事が多い
●肝班のシミ、そばかすにはルビーレーザー(レーザーで色素を飛ばす方法)がかなり有効です
●シミ、小じわにはビタミンAの誘導体の外用が実験的に有効な経過を認めている
●しわのある部分の真皮にコラーゲン(皮膚を構造する繊維のひとつ)を注入する
●老化した皮膚を薬によってはがし、綺麗な皮膚を出す(ケミカルピーリング)



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