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最終更新日 2000年4月26日




3)皮下組織



真皮の下にある皮下組織は、結合組織や皮下血管とそれらの空間を満たす脂肪細胞から成り立っています。真皮との境目ははっきりしていません。その下には筋肉や骨があります。


皮下脂肪は一般的に男性より女性、成人より小児がよく発達しており、部位によっても脂肪層の厚さは異なっています。皮下組織には太い動脈や静脈が通っていて、これらの血管から真皮の網状層、そして乳頭層に垂直に立ち上がって毛細血管につながっています。


皮下組織の大部分を占める脂肪層は熱の透過を防ぐ断熱効果があり、体温の低下、を防ぐ保温の役割をしています。また、外からの打撲に対するクッションになって下にある筋肉を保護したり、外傷を防いだりしています。 

脂肪細胞は、血液成分から細胞内に脂肪を合成してためて大きくなったり、必要なときにはエネルギー源として放出します。
ですから皮下脂肪は、身体全体を包み込む事によって内部の熱が逃げないようにするし、またエネルギー源ともなる”エネルギー貯蔵庫”ともいえる役割をしているのです。





真皮

真皮は表皮かを下から支える層で、毛細血管、線維芽細胞、神経細胞やその他の細胞と共に、表皮の付属器官である毛包、皮脂腺、汗腺もここにある。皮膚の張り、硬さ、弾力性に最も関係が深いそうである。真皮は乳頭層と網状層に分けられる。


線維層

真皮の大部分の層で、線維芽細胞とそれらのすき間はヒアルロン酸などの基質や細胞外マトリクスと呼ばれる巨大なコラーゲンやエラスチンの分子の網目構造(真皮結合組織)で満たされている。さらに、ここに皮膚の付属機関としての汗腺、皮脂腺がある。


乳頭層

表皮の基底細胞と接する真皮の最も上の層で、真皮側から突き出している乳頭体とすぐ下の層を言う。細かな結合線維と毛細血管から成り立っていて、真皮の栄養を送っている。この層の凹凸は皮膚の弾力線維にも関係して、加齢と共に扁平に近くなるといわれている。


線維芽細胞

皮膚の弾力性などに影響する各種の結合組織を作り出す真皮細胞であり、真皮に分散して回りの血管から酸素や栄養素をもらって働くが、加齢と共にその働きが変化し、低下する。


皮脂腺

皮脂腺は通常、毛包に付属しているが、特殊な毛包のない部位には直接皮膚に開いている皮脂腺を独立皮脂腺という。口唇、眼瞼、乳輪、大陰唇、亀頭などの体毛のない部分に分布している。



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