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作成日 2001年3月7日



脳卒中




最近は減少傾向にある脳卒中

日本をはじめ世界各国の調査でも、脳卒中は夏に少なく冬に多いという、結論が大半を占めています。福岡県久山町の調査でも、脳卒中は1月、脳梗塞は3月にそれぞれ発症率のピークを示しています。
脳卒中と呼ばれている疾患は、その原因やおこり方の違いによって幾つかのタイプに分けられます。脳の実質内の血管が破れる脳出血、脳の血管が詰まる脳梗塞(これは脳血栓と脳塞栓に分けられる)、脳の表面の血管にできた動脈瘤が破れたクモ膜下出血がその主なものです。脳卒中の”卒中”という言葉は、突然意識を失って倒れる、突然麻痺が起こる、という意味です。昭和40年を境にして、それまで多かった脳出血が減少し、変わって脳梗塞が増えています。しかし、脳卒中全体としては次第に減少してきています。これは、食生活の改善、生活環境の向上、降圧剤の出現によるものです。




脳卒中の症状




脳卒中になったら安静にし病院へ

脳卒中で倒れた直後は、安静を保つことが鉄則です。着衣をゆるめて、その場に寝かせますが、頭の下に枕を置いて頭を高くしてはいけません。脳へ行く血液が障害されて症状が悪化することがあるからです。嘔吐する危険があれば顔を横に向けて寝かせ、吐物が気管に入らないように配慮します。もし、便所などの狭い場所で倒れた場合は、寝かせることのできるところへ移します。そのときは、頭と体の位置が普段寝ているときと同じ姿勢、首を曲げない状態を保ちながら、頭を動かさないように注意して移動します。脳卒中はそのタイプによって治療法が違いますし、また、意識障害は腎臓病や肝臓病でも起こります。速やかに病院へ搬送して正確な診断と、それの基づいた適切な処置を受けることが肝要です。




脳卒中予防




水分補給も欠かさずに!

脳出血と因果関係の深い危険因子には、高血圧、低蛋白血症、飲酒があります。脳血栓では、高齢、高血圧、高コレステロール血症、糖尿病、喫煙などがあげられています。両者に共通している危険因子は高血圧です。従って、血圧を良好な状態に維持するために、冬は保温につとめ、環境温の変動をできるだけ小さくする配慮が必要です。また、高齢者では脳血栓を予防するために、適度に水分を補給して血液の濃縮を防ぐことも必要です。


日常生活で予防を!


・動物性脂肪、塩分を控えめに。タバコ、酒も控えめに

・ストレスはためない

・寒さにさらされない

・風呂は38〜40℃ぐらいのぬるめのお湯を

・トイレは暖かく、洋式のトイレを

・布団は軽く、枕は低く

・健康診断を定期的に



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