作成日 2000年6月2日
下痢にはどんな種類があるの?
大きく、急性と慢性の2つに分けられます
下痢は、突然起こる「急性下痢」と、だらだら続いたり再発を繰り返す「慢性下痢」の2つがあります。詳しくは次の通りです。
○急性下痢
A 非感染性下痢・・・突然の腹痛と共に下痢が起こる。暴飲暴食、寝冷え、特定の食品に対するアレルギー反応(乳糖不耐症など)、精神的ストレスなどが原因。
B 感染性下痢・・・腹痛や発熱、吐き気、嘔吐を伴う。下痢便に血液などが混ざったり、腐ったような匂いがする。O157、サルモネラ、風邪などの感染が原因。
○慢性下痢
A 機能性下痢・・・3週間以上下痢が続いたり、再発を繰り返す。腸そのものには病気はなく、過労や睡眠不足、不規則な食生活、不規則な排便時間、対人関係や仕事上のストレスなどが原因。
B その他・・・癌やポリープ、潰瘍性腸炎など腸の病気や、肝臓やすい臓の病気、アレルギー性の病気、糖尿病などが原因。抗生物質などの薬も原因に。
しょっちゅう下痢をするのですが原因は?
ストレスが多い場合や腸の運動が良すぎる場合など
体質的に下痢をしやすい人や下痢を招くような生活を続けている人は、しょっちゅう下痢を起こしやすいので注意が必要です。とくに次のような人は下痢を起しやすいので注意が必要です。
○精神的ストレスが多い人・・・すとれすによって自律神経のバランスが崩れると、胃腸の働きに乱れが生じるため。睡眠不足など不摂生な生活を送っている人も自律神経が乱れやすい。
○乳糖不耐症の人・・・体質的に、「ニ糖類分解酵素」が不足している人は、牛乳を飲むと下痢を起す。欧米人に比べ、日本人は乳糖不耐症の人が多い。
○腸の粘膜が水分を十分に吸収できない人・・・体質による物で、腸の粘膜が内容物の水分を十分に吸収できないため、どろどろの状態のまま直腸を通過して排出されてしまい、便が下痢状になる。
○アルコールを飲むと下痢を起す人・・・体質的にビールなどを飲むと、腸管内に大量の水分がたまり、便が常に下痢状になる
体質的な問題はなくてもアルコールを大量に飲み続けると、慢性膵炎やアルコール性肝障害を引き起こし、消化吸収不良となって下痢状態になります。脂っぽい食事を食べたときも、胆汁が大量に分泌されて膵臓や肝臓に負担がかかり便秘を起します。